旧耐震・新耐震とは?学校施設の見分け方と改修の考え方
「うちの校舎は昭和55年築だから旧耐震だ」——この言い方には、2つの誤りが潜んでいる可能性があります。 1つは、旧耐震か新耐震かは竣工年では決まらないということ。もう1つは、旧耐震だから危険とは限らないということです。 …
「うちの校舎は昭和55年築だから旧耐震だ」——この言い方には、2つの誤りが潜んでいる可能性があります。 1つは、旧耐震か新耐震かは竣工年では決まらないということ。もう1つは、旧耐震だから危険とは限らないということです。 …
「学校は内装制限を受けない」——設計の現場でよく聞く言葉です。そして、これは法令上正しい。 ただし、正しいのはある一つの条文についてだけです。この前提を取り違えたまま木質化の計画を進めると、家庭科室や視聴覚室で引っかかり…
学校施設の新築や増築、大規模改修を計画する際、「バリアフリー法への対応は必要なのか」「既存校舎にも基準が適用されるのか」と疑問を持つ施設担当者は少なくありません。 特に判断が難しいのが、適合義務と努力義務の違いです。努力…
耐震診断の報告書を受け取って、最初に目に入るのが「Is値」という数字です。ところが、この数字の読み方には学校特有のクセがあります。一般の建築物なら0.6以上で「耐震性あり」とされるのに、学校では0.7という別の基準が出て…
古い校舎の増築や用途変更を計画して、書庫を探したら検査済証が出てこない。学校施設ではよくある話です。 ここで知っておくべきことが2つあります。1つは、検査済証がなくても改修はできるということ。もう1つは、そのための手続き…
「200㎡以下なら確認申請は要らない」——これはおおむね正しいのですが、この一行だけを持って計画を進めると、かなりの確率で事故ります。 用途変更の確認申請の要否は、面積だけでは決まりません。2つの条件を両方満たしたときに…
学校の防火・避難には、意外に思われる特徴があります。 学校は、特殊建築物でありながら、原則として内装制限を受けません。不特定多数が利用する建物なのに、劇場や物販店より緩い扱いになっている。これは法令上の明確な根拠がある話…
学校の改修で建築基準法が問題になる場面は、実はそれほど多くありません。外壁を塗り替える、トイレの器具を替える、照明をLEDにする——これらは通常、確認申請を必要としません。 しかし、ある一線を越えた瞬間に、話がまったく変…